ろうそくをなるべく長く-子宮頸がん(腺癌)闘病記-

2022年、30代前半で子宮頸がん(腺癌)告知。闘病記から趣味、どうでもいい話題まで書いていきます。

診察から子宮頸がん告知


子宮頸がん(腺がん)が告知されるまでの経緯は、少しだけ変化球でした。

 

 

気にも留めていなかった症状

今思えば、2021年9月の健康診断の婦人科検診で出血があったことが初期症状だったのかもしれません。

婦人科検診時は医師から

「生理ですか?検査できませんよ」

と怒ったように言われたことが印象的でした。

この時内診でしっかりと確認していただければ、早期発見できたかもしれないのにと少々思ってしまったりもしています。

 

この婦人科検診後、出血理由が気になり婦人科を受診しました。

エコーで確認しつつ医師からは、

排卵のタイミングだったのかな。ほらこういう状態で……」

この説明で(排卵のタイミングで出血することがあるんだなぁ)と記憶し、その後たまにあった不正出血は、これが理由かと納得していました。

 

 

不正出血だが子宮頸がん検診異常なし

2022年1月、不正出血が2~3日間続くようになったため、婦人科を受診しました。

内診をしてから細胞を採取してもらい、1週間後にその結果を聞きに行きました。

結果は異状なしで、すごくほっとしたことを覚えています。

 

 

症状の悪化

2022年4月、性交渉時に大量出血があったため再度婦人科を受診しました。

この時不正出血は時々ありましたが、子宮頸がんではないという結果であまり気にしてませんでした。

また帯下が水っぽくなり、量も増加してきていました。

 

診察時に医師が声を漏らしました。

「ん?あれ?あれれ?うわわわ……」

何かが伝う感覚がありましたが、それは大量の血だったようです。

内診後にナプキンを付けてくださいという言葉と床の血を拭く看護師さんを見て、少しずつ血の気が引いていきました。

 

「紹介状を書きますから大きな病院に行ってください。ここがいいとかある?」

今まで大きな病気などしたことなく、インフルエンザ以外病院と無縁であった私は医師が初めに挙げた病院で問題ないですと答えました。

早く行った方が良いということからその日のうちに紹介状を持ち、大きな病院を受診しました。

 

 

筋腫分娩の疑い

大きな病院であり予約なしでの診察であったため、3時間近く待ったかと思います。

待ち時間がとても長いと知らなかった私はスマホの充電を気にしつつ、名前が呼ばれるまで待っていました。

周りには妊婦さんもいらっしゃり、妊娠ではなく深刻な病かもしれないという自分と共に順番を待っているということが不思議な感覚でした。

 

ようやく名前を呼ばれ内診をしてもらっている際、前の医師と同じように

「うわわわ!」

と、医師が声を上げたことが印象的でした。

若い医師であったためかベテラン医師を呼び2人で確認し、細胞を採り、その日の診察は終了しました。

 

この段階では頸部にできているものが筋腫のようであったため、子宮筋腫が疑われました。

筋腫分娩のように見えたようです。

 

子宮筋腫をシンプルに解説されているnote:

uf-note.com

 

 

再度の細胞診の結果と子宮筋腫としての手術

細胞診の結果は、腺がんの疑い(AGC)でした。

筋腫分娩かもしれないのでまず摘出手術をしましょうということになりました。

 

この時から自分自身で私はがんなんだ……という認識になってきましたが、決定的ではなかったため、まだそこまで深刻に考え込むようなことはしませんでした。

 

 

子宮筋腫としての手術

2022年4月、腟式子宮筋腫捻除術であるため、1泊2日の入院でした。

どのような手術かはリンク先がわかりやすいです:

uf-note.com

 

入院前にコロナの検査を行いましたが、初めて受けたため鼻の奥の粘膜を採られることは予想以上に痛く、子供の様に脚をジタバタさせてしまいました。

 

緊急手術をされている方がいらっしゃったため、予定時間から2時間以上遅れてから手術となりました。

 

生まれて初めての手術、しかも全身麻酔ということで落ち着きもなくなってました。

手術前に夫と別れる際、急に1人になってしまうという感覚が強くなり、何という言葉を伝えたらいいのかわからなくなってしまいました。

そのせいで「じゃあ」なんていう素っ気ない一言を放ち、手術室に入りました。

 

麻酔が入ったらカウントなんてしている間もないとネットで書いてあった通り、直ぐ意識がなくなりました。

起こされてから気持ち悪くなることもなく、痛みもなく、頗る元気で点滴も早く取ってもらえました。

そのためやっぱり筋腫だったんだな、良かった良かったなんて気楽になっておりました。

 

1泊2日だしと個室にしていたため、夜に夫とビデオ通話をしました。

手術後、医師から何か説明はあったかと聞いたところ、何やら歯切れが悪くなりました。

30分~1時間予想だったのに、長かった。何か上手く採れなかった。といったように。

不安が募りましたが、明日診察もあるし直接聞いてみるねと電話を切り就寝しました。

 

翌日、退院前の内診時に以下とのことが伝えられました。

筋腫はブチっと採れるが、私の場合は脆かった。

この脆さはがんの特徴である。

採ったものを病理検査します。

 

不安が残ったままの退院となりました。

 

 

病院からの電話

噂で聞いていました、病院から電話がくることは悪い知らせだと。

退院から1週間後、病院から電話がかかってきました。

 

診察日を早くできないか。

診察日には家族を連れてきてほしい。

 

思わずがんだったのですねと聞いてしまいましたが、医師は電話で伝えることは禁止されていますので……とはぐらかしましたが、ほぼ伝わりました。

 

一気に体が冷たくなり、何も考えることはできなくなりました。

 

病理検査の結果、がんの告知

結果を夫同席で聞き、がんと告知されました。

しかも予後の悪い腺がんである。

筋腫としての検査しかしていないため、おそらくだがステージはⅠb1~2であろう。

 

病院からの電話の後、様々なことを調べて覚悟はしていましたが、告知されると再び心臓を掴まれた感覚になりました。

大きな病院ではありましたが、がん治療に向いていないということで別のところを紹介しますと伝えれました。

 

手術後の治療の可能性を考え通える範囲で、腹腔鏡手術が行えるならば選択したいということで、ギリギリ通えて腹腔鏡手術が可能な病院を紹介していただきました。

かの有名ながんセンターが良かったのでは……と少々考えたりもしていますが、まずは診察と治療方針をそこで確認しましょうという気持ちで新しい病院へ伺うことにしました。

 

 

診察からこの告知後までのメンタル面については、また別に書きたいと考えております。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。