人生を振り返ったら後悔ばかりというよくある話
平均寿命ならば自身の人生にゆっくりと考えたり、やり直そうしたりできる時間があるかと思います。
がん等の病気になられた方は、病気が判明した際にご自身の人生を振り返る方が多いのではないでしょうか。このような状況になってしまった自分には残されている時間が短いかもしれない、と。
私も人生を振り返りつつこれからどうしていこうと考えました。
その際、考えたことの多くが後悔でした。
できるだけ生きていけるよう頑張りますが、今回の主な内容は後悔したことについてです。
達成したかったことがない
小さい頃や学生時代、夢という名の目標に向かい進んでいく方が多いと思います。
私の場合、大学時代に目標を持ちました。
しかし、目標に向かい進んでいくことを諦めて就職をしました。仕事も興味がないことですが、働きやすい環境であるため現在もその仕事をしております。
このように1つしか目標を掲げたことがなかったため、私の人生で”これだけは”と思うことがないと気づいてしまいました。
大それたことを成し遂げようとなんて思っていはいませんでしたし、才もないということは重々承知してはいますが、自身の芯となるものがあってほしかったと実感しています。
生きていくための動機がなかったのかもしれないですね、だらだらと生活するだけ。
だからこそ、終わりが近づいてるならば挽回のチャンスもないと余計焦ってしまい、後悔や不安が高まってしまうのかと思います。
先人がおっしゃる通りですね、やらなかったことに後悔する。
しかしめるのに遅すぎることなんかないという名言もあります。
先延ばしは良くないですね、自身に言い聞かせています。
私はやれることをやる、少しでもやる。もうこんな気持ちになりたくない。
また文章を書くことは好きですし、何かを継続するということは達成感を得られるものとなります。
そのためなるべくこのブログを継続していければと考えています。
やれることからやっていく、その一歩ですね。
ロードバイクのイベントにもっと参加したかった
これは上記と少し重複しますが、生き甲斐に対する後悔ですね。
ロードバイクを趣味にされている方の平均年齢は比較的高いため、これからも楽しめるであろうと考えていました。
また激遅ロードバイク乗りであるため少しでも速い速度で巡航できるようにとトレーニングして、日本各地のサイクルイベントに参加できるよう備えてもいました。
しかしがんになり、今後どの程度運動できるようになるか不明です。
生きる糧が減ってしまい、悲観しました。
現在はやれるだけやってみようと、術後・治療後からの体力回復計画を練ってはいます。
この先の大きな目標はメジャーな海外のサイクルイベントへ参加することです。
そのためには小さなことからコツコツと、やっていくしかありません。生き甲斐は生命力も源になるはずです。
もっと読書をすべきだった
病院の待ち時間は長いため本を読むようになり、夢中になっています。
今まで学生時代の勉強関連もしくは仕事に必要な本程度しか読みませんでした。そのため本はしっかりと読まなければならないという固定概念を勝手に作り上げてしまい、苦手に感じていました。
加えて小学生時代の国語のテストで、私の感想と答えが異なったことも読書から遠のいた原因でした。テストの答えだけが正しいからそのように読み解きなさい、考えなさいと言われている気分になったからです。
大人になり読書の大切さを痛感してはいました。
自主的に学習してこなかったという要因もありますが、語彙力の少なさ、話題の引き出しの少なさ、知識が乏しいということをひしひしと感じていました。
そのため少しずつではありますが、読書をするようになってきていました。
2022年は5冊読むと目標を掲げていたため、小説を何冊かストックしていました。
映画はミステリーやサスペンスが好きなため、購入した小説のジャンルもミステリーにし、どの作家が面白いか知らなかったため名作と呼ばれている本をチョイスしました。
これらが、非常に面白い。夢中になってしましました。
こんなに面白いものを何で今まで知らなかったのだろうと後悔しました。
ラストの10作目が発表されていない某シリーズをが大好きです。
この10作目を読むまで死ねない、絶対に死ねない。最後の物語を知らないで死ぬなんて嫌だ。
私は手術時から休職予定です。
体調次第ではありますが、色々なミステリーを読めるかもしれないという点は入院・治療中の楽しみであります。
現在は名作のミステリーから攻めていますが、それらを読み切ってしまったら何を買えばよいのでしょう。
最新のミステリー小説のお薦めを検索すべきでしょうか。
読書をするようになってから自分に苦手な文体があることを初めて知りましたが、なかなかそのような作者に出会うことはないので、ミステリーのお薦めがあれば知りたいです。
友達が少ない
ただの自業自得ですが、リセット症候群でありジャックナイフ状態だったせいです。千原ジュニアさんにはお笑いの面白さがありますが、私はそのようなユーモラスさがないただのナイフでした。
距離感や何を話したら良いかわからず、相手の気持ちを推測できず、人を傷つけてしまうことが多かったです。自己嫌悪になり、人間関係を全てリセットする。
今までこれをの繰り返していました。
そのような状態であるにも関わらず、友人でいてくれる方もいました。
こんな私と友人関係を継続してくれていることに、深く感謝しております。友人は穏やかで思慮深く、ユーモアもあり人として本当に尊敬しております。
そのような人間に私もなりたい。
もしまだ生きていける時間があるならば、友人は増えるかもしれないです。
このような悔いがあるため、同様のことを生じさせないよう学習していきたいです。
脳から口へ直結せず、一呼吸して一旦考えられるような人間を目指します。
手術と治療をして、完治もしくは寛解となるといいな。
やりたいことはまだまだたくさんあるのだから。